16.チャートについて(再)
ど~も~Akiです。
最近は寒いですね!なにしろもう12月ですし、もうすぐ2018年も終わります。今高校1年生の方は入試まで109週間ですね。たとえば理系で数学、物理、化学、地理、国語、英語の6科目を受験教科とするなら、単純に1科目16週間です。世間では数学ⅠAが終わる頃でしょう。とすると数Ⅱ3週間+数B3週間+数Ⅲ3週間+受験対策7週間といったところになるのでしょうか?なんか思ったより時間ないですね。。。( ゚ ω ゚ ) !
当たり前ですが時間は有限です。3年間というのはそんなに長くありません。でも高校生は「3年間」という時間を使ってなにかをするという体験をしたことがない人がほとんどで、だから受験はまだまだ先のことだと感じるのではないでしょうか。あたかも高校生活が無限に続くかのように・・・
でもそれは悪いことではないです!知らないことは恥ではありません。むしろ当たり前のことだと開き直っていいんです。一番悪いのは「自分に3年間という時間感覚がないことを知らない」ことなんです。古代ギリシャのソクラテスに言わせれば「無知の知」を持ってない状態です。これは特にまずくって、気が付いたら3年生の6月になっていた!なんてこともあります。(1年生の4月にはあんなにも国公立大学に行きたいと言っていたのに・・・)
以前も書いた通り、国公立大学に合格するのは同世代の約8%です。世間は大学全入時代とか言っておきながら、国公立大学というのはそこまで低い壁でもないんですね。もちろん近くの大学(県内ならなおさら)に行ける人はもっと少ないのです・・・。(もちろんやりたいことがあって県外に行く人も多いが、県内志望の人はもっと多いのではないかな。費用の面とかね・・・。)
それでも自分の将来を考えて果敢に受験にチャレンジしようと日々頑張る高校生には心から称賛を送りたいです!(ノ゚Д゚)ノヽ(Д゚ )ノヽ(゚ )ノヽ( )ノヽ( ゚Д)ノヽ(゚Д゚)ノオォオォオォ
また、日々の勉強や友人との付き合いだけでも多くの時間をとられるはずなのに、部活まできちんと取り組んでいる方も素晴らしいです。部活をやること自体は偉くもなんともありません。が、なにかに真剣に取り組むことはそれだけでも十分な価値があります。得られるものも大きいでしょう。(もちろん熱中できないのであれば無理に続ける意味などありませんが・・・)
そんなわけで高校生に時間はそこまで多くは与えられていません。日々淡々と努力を続けることが実力向上の秘訣と言えるでしょう。しかしそれを阻む可能性が大いにあるのがチャートです。
理由は一つ。適切な管理とモチベーションがない限り、チャートは見る者のやる気を削ぐただの分厚い本となりうるからです。勘違いしてほしくないのはチャートはパターンをしみこませるには非常に優秀な参考書です。多くの例題や親切な解説は受験に大いに役立ちますし、これをやり切れればきちんと点数はとれるようになります。
が、私の知る限り、自力でチャートをⅠAⅡBⅢまで2周できた人を知りません。てか世の中に存在するんでしょうか?私が想像するに、たとえやる気のある人でもⅠAを1周した時点で2周目にいく気力なんて残ってないでしょうし、学校でⅡBが配られた日には「またこれをやんなきゃいけないのかーーー。あんなに頑張ったのに・・・」となるでしょう。とにかく量が多すぎて、通常の高校生では消化は無理でしょう。
だから私は動画を見てから取り組みなさいと言っているのです。まずは中級編の動画を見てください。その分野の基本計算や基礎となる考え方が丁寧に解説されています。時間だって相当凝縮しています。最近撮り終わった数Ⅱ§6の微分法なんて全部見ても2時間ですよ?
それを見たら(解き直しをはさんで)すぐにチャートや基礎問題精講に進むんです。面倒でも基本計算は気合で乗り切ってください。これを繰り返せばⅠAⅡBⅢの基本的な部分は8ヶ月もかからずに終わるのではないでしょうか。(むしろそんなにかかるか?微分法ですら2時間の動画だぞ?)
その次が上級編です。網羅系参考書で扱われる問題含め、ここまでできれば十分だろうという問題をセレクトした、演習形式の講座です。まだ上げてはいませんが問題が欲しい人は言ってください。一部ならありますので・・・。
そんなこんなしていれば数学の基本レベル(≒入試レベルの一歩手前)までは2年生のうちに到達できるのです。3年生では受験勉強1本。これなら必勝の方策だと思いませんか?
私はこれが現状のベストだと断言できます。だからこそいい動画を撮ろうと思いますし、いいサポートをしていきたいな、とも思っています。まあいずれにせよ、はやく動画を撮ろうかな、と。
あ!数Ⅱ中級編は§1~§5は撮り直します!これから視聴する予定の人もいるかもしれませんが、より生まれ変わったバージョンも見てくれると嬉しいですね!
それでは良い1日を!
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